Our Business 松浦木材について

松浦木材について

昭和36年に初代取締役社長、松浦千尋が梱包製材工場を創業。昭和40年には須崎港が海上輸送網の拠点となる重要港湾に指定されました。その後、昭和43年にニュージーランドのタウランガ港から木材輸入が始まり、今に至ります。

平成3年にはタウランガ港との姉妹港の締結もあり、平成9年から平成23年まで、日本郵船(株)保有の国内で木材運搬専用船としては最大の「須崎ウイング」がニュージーランドと須崎を繋いでいました。


さらに初代社長松浦千尋は、平成6年に企業経営に精励し木材関係団体の要職を歴任、加えて須崎木材工業団地理事として、全国で唯一の原料全量共同購入の実施に貢献したことが認められ、地方自治等功労者として表彰されました。
平成13年黄綬褒章を受章。

『森林を破壊する』のではなく
『森林を守り育てる』
ニュージーランドの林業

ニュージーランドの国土面積は日本よりやや狭い、268,680㎢です。(日本 377,900㎢)そのうち森林面積は国土の37.57%、日本の約半分を占めています。

弊社が取り扱っているラジアーターパイン(Pinus radiata)という樹種は、1930年代から植林が始まり、輸出までのサイクルが管理されたサスティナブルな針葉樹です。国土面積の約7%に相当する土地に植林され、通常25~30年で伐採が行われています。
ニュージーランドで植林されている外来樹種の約90%がラジアーターパインです。ニュージーランドの林業は日本の林業とは大きく異なり、ビジネスとして成り立っています。木材製品は乳製品と肉製品に次いで3番目に大きな輸出品目であり、豊富な植林がその基盤を支えています。

植林サイクルがしっかりできているニュージーランドのラジアーターパインは、地球にやさしい木材と言えるのではないでしょうか。

過去の現地視察の様子。実際に植林されているラジアーターパイン。(平成6年撮影)

原木輸入から出荷まで、
自社で一括管理

  • 原木輸入
  • 工場内で製材
  • 防カビ処理
  • 熱処理
  • 天然感想
  • 出荷

輸出用梱包に関しての
熱処理について

海外に輸出される製品の梱包に使用される木枠などの木材は、植物検疫上の害虫侵入防止の観点から、多くの国が日本からの輸出に際し消毒とその証明を義務付けています。

弊社の製品は、衛生植物検疫措置 のための国際規格『国際貿易における木製梱包材料の規制ガイドライン』(ISPM No.15)に沿った処理を行っております。
一般社団法人植物検疫協会ウェブサイト より一部抜粋)

※消毒実施者認定一覧 登録番号 55-10

工場・設備について

本社工場

本社工場

所在地:須崎市港町85番
敷地面積:4,200㎡ (建物)1,600㎥
月間原木消費量:4,000㎥
生産品目・数量:板類700㎥・角割類 1,700㎥

【機械設備】
全自動送材車付帯鋸機 2台
全自動帯鋸機 1台
ローラー付帯鋸機 1台
横バンドソー 2台
自動両耳断機 2台
ギャングリッパー 1台
チッパー機 1台
フォークリフト 5t:2台 4.5t:3台

第2工場

第2工場

所在地:須崎市港町85番2号
フリッチ消費量:150㎥
生産品目・数量:板類・角割類 150㎥

【機械設備】
全自動帯鋸機 1台
ギャングリッパー 1台
フォークリフト 4.5t:1台

「まつまき」薪の
販売事業について

まつまき

製材工程で生じる端材を利用した、
環境に配慮した薪製品を販売しています。

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